2018年11月8日

　例年、実施しております非常時合同訓練を、今年は豊中市消防局、豊中警察署、大阪府池田土木事務所と合同で、11月2日の営業終了後に実施しました。
万一、列車が駅間で走行不能となり、救援列車や消防隊による救出活動が困難な場合に備え、お客さまの救出訓練を行い、非常時における対応力強化を目的に実施しました。

 【実施内容】
  ・消防による「はしご車」での救出訓練
  ・列車に搭載の脱出シュータによる救出訓練
  ・緊急救援作業車を用いた駅間停止列車への係員送り込み訓練
  ・運転再開へ向け、高所作業車を用いた設備・車両などの点検訓練 ほか

　今後も、沿線関係各機関との連携をより強化し「お客さまの安全・安心」を第一に、安全運行に努めてまいります。

訓練の様子

高所作業車による点検訓練	はしご車による降下訓練
脱出シュータによる降下訓練	緊急救援作業車組立訓練

参考【駅間で列車が走行不能となった場合のお客さまの救出方法】

（１）前後救出
救援する列車を故障した列車に連結して、乗り移っていただく方法です。
（２）側方救出
救援する列車を故障した列車に横づけして、乗り移っていただく方法です。
（３）レスキュー救出
消防隊により、はしご車を使用して、列車から地上に降りていただく方法です。
（４）降下救出
列車に備え付けた①脱出シュータや②緩降機を使用して列車から地上に降りていただく方法です。
①脱出シュータ	脱出シュータ降下イメージ図
②緩降機